オメガバース好き女子のノート。

ボーイズラブ(BL)要素のみのブログです。オメガバース好き腐女子による、オメガバ作品の感想やまとめなど。はじめての方はABOUTからどうぞ。

【は】羽純ハナ ペンデュラム -獣人オメガバース- [あらすじ][ネタバレ][オメガバース]

 

【あらすじ】獣人を産めるのは人間のΩ(オメガ)だけ――。親に捨てられた少年Ω・カイは、国で最も権力を持つ獣人一族・ジークフリード家の子供を産むため、当主のα(アルファ)・ルアードに育てられる。今まで周りから疎まれてきたカイは、ひとりの人間として扱ってくれるルアードに惹かれ、いつしか番(つがい)になることを夢見るように…。しかし、獣人は多くの子孫を残すため、番を作らず複数のΩと交わることを知ってしまう。そして、発情期を迎えたΩもまた、多くの獣人と交わる運命だった――。

 

書籍情報

発行:フロンティアワークス / ダリアコミックス

紙書籍発売日:2016年5月21日 電子書籍発売中

f:id:yukioko:20180629003835p:plainf:id:yukioko:20180629004031p:plainf:id:yukioko:20180629004207p:plainf:id:yukioko:20180629004228p:plain

 主な登場人物

攻:ジークフリード家当主 ルアード 獣人α

受:親に捨てられジークフリード家で育てられた カイ  Ω

他:カイのお世話役 ホラン、ルアードの従弟 ジュダα、ジュダの番 ダートΩ

 

はじめに。

『ペンデュラム』は、この作品のスピンオフで現在連載中の『レムナント』より少し未来のお話になります。商業誌オメガバースの中では初期の作品。この作品(時期)あたりからオメガバースの認知度がぐぐっと上昇した感があります。

 

電子で連載がはじまった当時、はじめての獣人絡みのオメガバースということで、気軽な好奇心で購入し、結構衝撃を受けた記憶があります。勿論、いい方の意味で。

それまでも"獣人"設定のBL作品はたくさん読んできましたが、"一部が獣人"、"時に獣人"が多かったので、”常時獣人”ってカッコイイなぁと。"オメガバース"と"獣人"設定は親和性が高いのですんなりと即ハマりして、毎月連載が楽しみで楽しみで…。

 

『ペンデュラム』には、独自のオメガバース設定があり、【獣人は人間Ωからしか生まれない】という設定がポイントになっています。

 

こんなお話です。

さて。ペンデュラム -獣人オメガバース-ってどんなお話かといいますと。

 

代々アルファの家系にオメガとして生まれたカイは、6才のときジークフリード家に引き取られました(捨てられた)。ジークフリード家当主のルアードは、家族から要らない子と蔑まれながら育ったカイに学を与え、大切に育てます。そんなルアードに懐き自然と惹かれていくカイ。早くルアードの役に立ちたい、Ωの自分は、将来ルアードと番になれるんだと信じて育ちました。

そして、未だ発情期が来ないまま18才になったカイがついに、離れで何が行われているのか、そして発情期を迎えたΩの運命について知ることとなり……。

 

 

みどころは、親に捨てられ心を閉ざしていたカイが、はじめて一人の人間として接してくれるルアードに、徐々に心を開き懐いていくところ、そしてルアードのカイの可愛がりぶり…。また、ジュダと番であるダートとの何やらワケアリそうなやり取り(気になる~と思っていたら、のちにスピンオフされて歓喜)ですね。

 

おわりに。【感想】【ネタバレ注意】

先にも触れましたが、オメガバースは欲望に忠実な動物の階級社会を元にしているだけあって、獣人設定との相性がいいようで、存外違和感なくむしろ説得力が増すように感じます。 ここ1、2年は獣人やケモ耳系が密かなマイブームになっているのですが、そのきっかけになったのが『ペンデュラム』です、これ読んでから獣人ファンタジーに興味持つようになったので。羽純先生のもふっとして逞しい獣人カッコイイです…。

 

子供の頃の好奇心旺盛でお茶目なカイは可愛いし、そんなカイがかわいくてしょうがなさそうなルアードにもニヤニヤしてしまいます。頼れるイケ獣人に、これほど無条件に可愛がられて育てば、ルアードのことを好きになりますよね~、当然。中盤あたりからは、相思相愛がダダ漏れてるし…。

ルアードの勧めでいっぱい勉強したはずのカイは、発情期を迎えたΩのことは知らなかったの?と思ったりしなくもなかったですが、きっと周りの優しい大人たちが、上手に隠していたんでしょうね。そんな”おぼこい”カイがかわいくてもう、もう…。

個人的に、年の差カップルは大好物なので、そういう意味でもペンデュラムは最高に萌えました。恋人を育てる年上溺愛攻とか萌えずにいられようか。

 

一方、主人公の二人とは対照的に、魂の番なのにハッピーそうじゃないジュダとダート。ペンデュラムを読み終わった後は、むしろこっちのカップルの方が気になって仕方なかったのですが、こちらはちゃんとスピンオフされ(というか、こちらのカップルの方がメインと言っても過言でなさそう)現在も連載中です。2巻越えして、そろそろ佳境でしょうか。 ホランがいい人(狐?)すぎて大好きなので、ショートでもいいのでホランの話も描いていただきたい…。

 

最近では、人外・獣人絡みのオメガバースは珍しくなくなってきましたが、今まであまり得意じゃなかった…という人でも読みやすくておススメできます(私はこちらでマンガ獣人苦手を克服しました)。ドラマティックな獣人オメガバース作品です。

 

注目キーワード・セリフ

「おまえを必要としてくれる人のところにいこうな」

(フワフワして…いいにおい…)←しっぽ 

「お前の主人はお前自身だ」 

 

 

 yukioko評価

  • SWEET度 ★★★☆☆(回数:少)
  • せつない ★★★★☆
  • モフモフ ★★★★★

 

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL漫画感想へ
にほんブログ村